原発事故に伴う国道6号通行止めによる迂回費用の賠償金の請求方法の説明会が開催される

 去る8月6日及び8日に相馬市、いわき市において「東電原発事故に伴う国道6号通行止めによる迂回費用の賠償金の請求方法の説明会」が開催され、両会場合わせて139会員の参加がありました。
 この説明会は、原発事故に伴う国道6号の通行止めにより、迂回したことによって負担が増加した費用(燃料費や高速料金)を算出するためには、同じ目的地であっても運送するルートや走行距離が異なることや、トラックごとに燃費も異なることなどから、多大な時間と労力を要することとなり、東京電力㈱に対し、より簡便な方法で費用の積算ができるように要請してきた結果、開催されたものです。
 今回、東京電力㈱より示された「定型ルート」は、国土交通省等の迂回路情報をもとに、燃料単価や燃費等を統一したものを使用することにより費用の算出が簡便化され、迅速な賠償金の請求を可能とし、ひいては、会員皆様の早期の経営の安定化につながることが期待できるものと思われます。
 しかし、会員皆様の事情は千差万別であり、今回示した方法が実情とかけ離れるケースも想定されることから、このような場合は、実情等を個別に説明・相談いただきたいとの説明がありました。
 なお、説明会での質疑応答につきましては、現在とりまとめ中ですので、後日、あらためてホームページに掲載する予定です。
また、東京電力㈱では、県内各地に相談窓口を設置しておりますので、詳細は、最寄りの相談窓口若しくは次の相談室までお問い合わせください。
 

◎ 問合せ先   東京電力株式会社 福島原子力補償相談室
            電話 0120-926-404

◎ 受付時間   9:00~21:00

 

説明会資料につきましては、すでに当協会ホームページでお知らせしておりますので、こちらを参照してください。