小さい頃から体を動かすことや車が好きで、両方できる仕事ってなんだろうと考えた時に「あ、運搬系の仕事があるじゃないか」と気づきました。両親にその思いを伝えたら「自分がやりたいことなら」と、背中を押してくれました。この業種は男性が多い職場で力仕事もあるので、両親は心配していると思いますが、応援してくれているので毎日がんばって楽しく配送をしています。

トラックドライバーというと「大型トラックを長距離運転して、毎日重労働」というイメージが先行すると思いますが、私のように軽バンで市内のお客様のところへ荷物を届ける仕事もあるので、すべてがみなさんの抱いているイメージどおりというわけではありません。
仕事も荷受けから仕分け、配送の一連の流れを覚えるまで先輩ドライバーがマンツーマンで指導してくれますし、大きい荷物を運ぶときもサポートしてくれるのでとても助かります。

運ぶ荷物は日によってちがいますが、木曜日と金曜日は医療関係の荷物のルート配送をしています。朝積んだ荷物を下ろしてお昼に戻って休憩、また積んで夕方戻ってくるのが一日のルーティンです。運転は苦になりませんが、毎日、配送先もちがうので道順を覚えるのが大変。カーナビが案内してくれても同じところをグルグルしてしまうことがあるので、慌てず安全運転を心がけています。
将来は大型免許を取得して、大きいトラックで配送したいですね。でもまず道順を覚えるところからはじめないと（笑）。

運搬業はみなさんが持っているイメージとはちがって、女性でも働きやすい業種だと思います。「経験もないから…」と心配するかもしれませんが、会社も働く人に合わせた仕事を割り振りしてくれますし、困っているときは先輩方が助けてくれるので安心です。
ドライバーは荷物を運ぶだけでなく、お客様とコミュニケーションがとれる仕事です。 「いつもありがとう」「運転気をつけてね」といった何気ない会話からいい関係が生まれることもあります。
私のように体を動かしたい、運転が好きという女性にもピッタリの仕事です。ぜひいっしょに働きましょう。